紙ねんど

紙ねんどとは炭酸カルシウムやのり剤を主原料として、それにパルプを混ぜたものです。ひび割れが起きにくく、芯材にもよくつき、可塑性にも優れているためたいへん使いやすいねんどです。自然乾燥により固くなるので保存する作品つくりに適しています。乾燥後に削ったり盛ったり着色したりすることができるタイプもあります。

それぞれの紙ねんどの特長を比較してみました

 軽量紙ねんど

軽量紙ねんどとは有機微小中空球体とパルプと糊剤をまぜたものです。ねんどが手につかず、また非常に軽くて柔らかいので小さい子供でもとても使いやすくなっています。絵の具やカラーペンで簡単に色付けすることも出来ます。通常の紙粘土同様、自然乾燥により固まるので保存する作品つくりに適しています。

それぞれの軽量紙ねんどの特長を比較してみました

 液体紙ねんど

液体ねんどとは炭酸カルシウムやのり剤を主原料とした液体と固体の中間状態のねんどです。そのままの状態で容器から絞りだし色々な素材を飾ったり、水を加えてより液状にて泥遊びのように塗ることができます。紙ねんど同様に乾燥すると固まるので保存する作品作りに適しています。

 油ねんど

油ねんどとはカオリン等の鉱物粉と植物性油、鉱物性油などを混ぜて作られたものです。自然乾燥により固くならず、コシが強くて伸ばしやすいので可塑性に優れています。何度でも作り直して遊べるので粘土遊びに適しています。またその可塑性や離形を生かして、フィギュア等の型取りに使用することもできます。

 ひなたぼっこ

ひなたぼっこは天然の土に樹脂を配合したねんどです。窯で焼成しなくても、自然乾燥で高い耐久性と雨に濡れても大丈夫な程度の耐水性を持ちます。植木鉢などの屋外に飾る作品や小物作りに適しています。

ひなたぼっこの使い方を紹介しています

 土ねんど

土ねんどとは粘土層から掘り出したねんどに少量の砂を混ぜて作られたものです。自然乾燥により固くなりますが、水を加えることでまた柔らかくなるので、貯蔵容器等で適切に保存することで繰り返し使用することができます。可塑性に非常に優れ、ねんどのくっつきもよいので立体造形や動きのある作品つくりに適しています。

 クレイトーン

クレイトーンはクレイアニメに使用される粘土としては最も人気の油ねんどです。適度な粘り気の強さと鮮やかな色あいがストップモーションアニメつくりにぴったりです。サイズも色も多くの種類を取り揃えています。

クレイアニメの作り方を紹介しています

 ケイトポリクレイ

ケイトポリクレイはオーブンでやくことで硬化する樹脂ねんどです。とても強度が高くて色鮮やかなのでアクセサリー作りに適しています。

 スカルプト

スカルプトはオーブンでやくことで硬化する樹脂ねんどです。ねんどを削ったり盛ったりといった細かい細工がとてもしやすくフィギュアの原型として適しています。

 関連商品